MAINTENANCE SUIDO CENTER REPORT
水回りトラブル、今どこで増えている?
2026年10月度 お問い合わせ動向レポート
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水道メンテナンスセンターに寄せられた2026年10月のお問い合わせを集計いたしました。今月は「つまり」と「その他」が同率で最多となり、9月に突出していた水漏れは落ち着きました。具体的な相談内容と、そこから見えてきた点検の目安をまとめています。
最も多かった内容
つまり/その他 33.3%
最も多かった発生箇所
トイレ 41.7%
前月比で最も伸びた内容
その他 +33.3pt
1問い合わせ内容別の傾向
10月に実際に寄せられたご相談では、「トイレが詰まって水が流れない」「浴室の排水口が詰まっている」「洗面台の水の流れが非常に悪い」といった典型的なつまり症状に加え、「浴室から下水のような臭いがする」「洗面台の排水口に物を落とした」「使っていない洗濯機置き場の排水口を閉じておきたい」など、単純な故障とは言い切れない個別相談も目立ちました。今月の「その他」は、こうした臭い・異物の落下・排水口の処理といった、故障とは言い切れないご相談が中心です。
結果として「つまり」「その他」がともに33.3%で並んで最多となり、9月に突出していた「水漏れ」は16.7%(-52.5ポイント)へ大きく減少しています。「水道修理」も16.7%(+1.3ポイント)とほぼ横ばいでした。
| 内容 | 9月 | 10月 | 増減 |
|---|---|---|---|
| つまり | 15.4% | 33.3% | +17.9pt |
| その他 | 0% | 33.3% | +33.3pt |
| 水漏れ | 69.2% | 16.7% | -52.5pt |
| 水道修理 | 15.4% | 16.7% | +1.3pt |
| 見積もり | 0% | 0% | ±0pt |
※10ポイント以上の変化があった項目は表内で強調しております。
今月は「洗面台の排水口に物を落とした」というご相談がありました。固形物が原因のつまりは、トイレットペーパーなど水に溶けるもののつまりとは対処が異なります。ラバーカップで押し流そうとすると異物が排水管の奥へ移動し、配管を外して取り出す作業が必要になることがあります。水に溶けるものが原因であれば40〜60℃程度のお湯で様子を見る方法もありますが、熱湯は便器や配管を傷めるため使わないでください。物を落とした心当たりがある場合は、流さずにそのままの状態でご相談いただくのが確実です。
2発生箇所別の傾向
発生箇所は「トイレ」が41.7%で引き続き最多となり、前月の38.5%から小幅に増加しました。次いで「お風呂」が25.0%(前月比+25.0ポイント)と大きく増加しており、排水口のつまりやシャワー周りの水漏れ、下水のような臭いなど、複数の症状が重なっています。「洗面所」「その他」はともに16.7%、「キッチン」は0%(-23.1ポイント)でした。
| 発生箇所 | 9月 | 10月 | 増減 |
|---|---|---|---|
| トイレ | 38.5% | 41.7% | +3.2pt |
| お風呂 | 0% | 25.0% | +25.0pt |
| 洗面所 | 15.4% | 16.7% | +1.3pt |
| その他 | 23.1% | 16.7% | -6.4pt |
| キッチン | 23.1% | 0% | -23.1pt |
※10ポイント以上の変化があった項目は表内で強調しております。
今月は「浴室から下水のような臭いがする」「使っていない洗濯機置き場の排水口を閉じておきたい」というご相談がありました。どちらも排水トラップの「封水」(臭いを防ぐために溜まっている水)と関わりの深い内容です。使っていない排水口は封水が蒸発しやすく、下水の臭いが上がる原因になります。臭いだけで流れに問題がなければ、まず水を流して封水を補充し、トラップの部品が外れていないかを確認してください。臭いに加えて流れも悪い場合は、髪の毛や皮脂が排水管の奥に溜まっている可能性が高いため、市販のパイプクリーナーで改善しなければ専門業者による調査をおすすめします。
今月のポイント
- 「つまり」「その他」が同率33.3%で並び、9月に突出していた「水漏れ」は大きく減少しました。
- お風呂のトラブルが前月ゼロから25.0%へ急増し、排水口のつまりやシャワー周りの水漏れ、下水臭など複数の症状が見られました。
- トイレでは「レバーを引いても水が止まらない」というフロート玉・オーバーフロー管の不具合に関するご相談が複数件寄せられました。
3こんな症状でお困りではありませんか
今月目立った「つまり」「お風呂」のご相談と、トイレで複数件寄せられた「水が止まらない」症状は、主に以下のような形で現れています。
トイレが詰まって水が流れない
浴室の排水口が詰まっている
浴室から下水のような臭いがする
トイレのレバーを引いても水が止まらない
これらの症状に共通するのは、「壊れてから気づく」のではなく「少しの違和感のうちに気づく」ものだという点です。流れがいつもよりゆっくり、臭いが特定の時間帯だけ気になる——こうした「まだ軽い」段階こそ、薬剤や部品交換で済ませられる分かれ目です。逆に、水がまったく流れない、臭いが常時するといった場合は、排水管の奥や屋外の排水桝まで原因が進んでいる可能性が高く、早急な現地確認をおすすめします。
また、トイレの水が止まらない場合は、水が流れ続けて水道料金がかさむため、止水栓を閉めてからご連絡ください。水道メンテナンスセンターでは年中無休・24時間対応でお伺いしております。
レポートアーカイブ
これから冷え込む時期は、屋外の蛇口や給湯器まわりの配管が凍結しやすくなります。早めの保温対策をおすすめします。今後も月ごとの傾向を発信し、皆さまの水回りトラブルの早期発見・早期対応にお役立ていただければと思います。
