ユニットバス水漏れの原因と対処法!自分でできる応急処置から費用相場・業者選び徹底ガイド!

ユニットバスの床や排水まわりが常に湿っていたり、目に見えない場所から水が染み出している場合、それは水漏れのサインかもしれません。

ユニットバスは構造上、水が床下に回りやすく、気づかないまま放置すると腐食やカビ、さらには階下への被害に発展することがあります。原因がわからず不安を感じながらも、修理費用や業者選びに悩んで手を出せない方も多いのではないでしょうか。

この記事では、ユニットバスの水漏れ原因、自分でできる応急処置、費用の目安、信頼できる業者選びのポイントを具体的に解説します。

適切な判断で、水漏れ被害の拡大を防ぎ、安心して暮らせる住環境を守りましょう。

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ユニットバスで水漏れが起きる主な原因は?

ユニットバスで水漏れが起きる主な原因は?

ユニットバスで水漏れが発生する原因は、一見すると目に見えない箇所に潜んでいることが多く、放置すると被害が拡大する恐れがあります。ここでは、現場でよく見られる具体的な原因を5つに分けて解説します。

  1. 排水口や排水管トラブルによる床下漏れ
  2. シャワーや蛇口の接続部やパッキンの劣化
  3. トイレや風呂の接続部分の経年劣化
  4. 浴槽や壁・床のひび割れ・防水不良
  5. リフォーム後に起きやすい漏水

ご自身での確認や業者への相談時に役立ててください。

排水口や排水管トラブルによる床下漏れ

ユニットバスでは排水口から床下へとつながる排水管に不具合があると、水が浴室内に見えないまま床下に漏れ出すことがあります。

このタイプの水漏れは気づきにくく、「最近カビ臭い」「床がふわふわする」といった異変で初めて気づくケースが多いです。原因としては以下が挙げられます。

  • 排水トラップのゆるみや破損
  • 経年劣化によるパイプのズレやひび割れ
  • 異物詰まりによる逆流

特に築年数が20年以上経過した物件では、排水設備の老朽化が進んでおり、定期的な点検と清掃が重要です。

シャワーや蛇口の接続部やパッキンの劣化

シャワーや蛇口は、水圧や使用頻度の影響を受けやすい部位です。

接続部に使われているパッキン(ゴム製の密閉部品)は、長年の使用で徐々に硬化・劣化し、ポタポタとした水漏れや接続部からの滲み出しが発生します。

こうした劣化は一見すると、少量の水なので放置されがちです。ですが、内部に水が浸透している可能性があり、放置すると床下への浸水に発展するリスクもあります。

ゴムパッキンの交換は比較的簡単ですが、工具や部品の相性に注意が必要です。

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トイレや風呂の接続部分の経年劣化

ユニットバス内にトイレが併設されているタイプでは風呂・トイレ・洗面台の排水ラインが一体化しており、接続部での劣化やズレが水漏れの原因になることがあります。

特に見えない配管内部や壁や床に埋め込まれた接続部は点検が難しく、以下の症状で発覚します。

  • 便器の周囲が濡れている
  • 浴室の床がいつも湿っている

このような場合は、排水の勾配不良や接続部のシール不良が主な原因でありDIYでの対応は困難です。

一部の修理は浴室を解体しないと対応できないため、早めの業者相談を推奨します。

浴槽や壁・床のひび割れ・防水不良

ユニットバスの浴槽や壁材、床材は防水加工されていますが、経年による素材の劣化や衝撃による微細なひび割れが水漏れの原因になることがあります。

特に以下のような状況は要注意です。

  • 浴槽の側面や角に入ったヘアライン状のひび割れ
  • 壁の継ぎ目やコーキング部分の剥がれ
  • 床の表面が浮いてきている、変色している

これらの部位から水が浸入するとユニットバスの下に水が回り、断熱材や下地材を腐らせる可能性があります。

表面的には問題がないように見えても内部での被害が進行している場合があるため、異変に気づいたら早期対応が重要です。

リフォーム後に起きやすい漏水の注意点

「リフォームしたばかりなのに水漏れが…」という相談も少なくありません。

原因の多くは、以下が挙げられます。

  • 施工ミス
  • 部品の不適合
  • コーキング不良
  • 施工後の振動荷重による歪み

特に安価なリフォームや短期間工事の場合、見えない部分の処理が甘いまま仕上げられているケースがあり、時間が経ってから漏水が発覚することもあります。

施工直後であれば保証対象となる可能性があるため、気づいたらすぐに施工業者へ連絡しましょう。

自分でできるユニットバス水漏れの応急処置

自分でできるユニットバス水漏れの応急処置

ユニットバスで水漏れが起きた場合、焦らず冷静に対処することが被害を最小限に抑える鍵です。

すぐに実践できる応急処置の方法や判断ポイントについて解説します。一時的な対応で済むケースもありますが、状況によっては業者に依頼すべき場合もあるため判断基準を知っておくことが大切です。

水道の元栓・止水栓を閉めるタイミングと方法

水漏れを確認したら最初に行うべきなのが、水の供給を止めることです。水の流れを止めることで、これ以上の漏水を防ぐことができます。

元栓は屋外のメーターボックス内にあり、家全体の水を止めるものです。

止水栓はユニットバス内の各設備(シャワー・トイレなど)ごとに設けられていることもあり、個別に止めることができます。

元栓や止水栓を閉めるタイミングは、継続的な漏水が見られる場合です。

元栓を閉める際は、時計回りにしっかり回すことを忘れずにしましょう。また、止水後は周辺の水気を拭き取って被害の広がりを抑えましょう。

水漏れ箇所を特定するためのチェックポイント

応急処置を的確に行うには、どこから水が漏れているかを見極めることが先決です。

以下の箇所をチェックして、目視や手触りで異常がないか確認しましょう。

  • シャワーホースの接続部や根本
  • 蛇口と壁の接続部
  • 浴槽と床・壁の継ぎ目部分
  • 排水口まわりやその下の床の湿り
  • トイレ周辺の床の濡れや染み出し

また、ティッシュやキッチンペーパーを使って当てると、どこから水が出ているか分かりやすくなります。

濡れた箇所を確認できたら、被害が広がらないよう応急処置を進めましょう。

パッキン交換やシーリング補修の方法

軽度な水漏れであれば、自分で対処できるケースもあります。代表的なのが、パッキンの交換やシーリング材の補修です。

パッキン交換は、古いゴムパッキンを新しいものに交換します。工具(モンキーレンチ)で蛇口やシャワーの接続部を外し、パッキンを交換します。サイズは型番やメーカーを確認しましょう。

シーリング補修は、浴室用防カビシリコンを使用して再施工します。壁の継ぎ目や床との接合部のコーキングが切れている場所にシリコンを施行します。

浴室用防カビシリコンは、ホームセンターなどで販売されています。

注意点として、シーリング材は完全硬化に時間がかかるため、その間は使用を控える必要があります。また、隙間が見えない場所は無理に作業せず、判断に迷う場合はプロの点検を依頼してください。

業者に依頼すべきケースとその判断基準

応急処置では対応しきれない場合や見えない部分から水が染み出している場合は、早急に業者へ相談しましょう。

以下のような症状がある場合はDIYではリスクが高いため、無理をせず依頼を検討してください。

  • 床下が常に湿っている・カビ臭がする
  • 壁や床にシミや膨れが出てきた
  • 蛇口やシャワーからの漏水が止まらない
  • 対処してもすぐに再発する
  • 異音や水圧の異常がある

特に排水管や床下構造への影響が疑われる場合は解体や特殊工具を使う作業になる可能性が高いため、プロによる点検と施工が必要です。

また、状況によっては保険の対象になることもあるため、被害状況の記録(写真など)も残しておくと良いでしょう。

水漏れを放置するとどうなる?知っておきたいリスク

水漏れを放置するとどうなる?知っておきたいリスク

少し水が漏れているだけだからと放置してしまうと、思わぬ二次被害を招くことがあります。ユニットバスは構造上、見えない場所で水が広がりやすく、被害に気づいたときにはすでに深刻な状況になっていることもあります。

ここでは、水漏れを放置した場合に起こりうる代表的な3つのリスクについて解説します。

  • 床材や壁材の腐食とカビの発生リスク
  • 階下や隣室への漏水による損害賠償の可能性
  • 水道料金が高騰する

床材や壁材の腐食とカビの発生リスク

ユニットバスで水漏れが続くと、床下の木材・合板・断熱材に水分が染み込み、腐食や変形を引き起こします。

特に防水層の外側に水が回ると、壁の石膏ボードがもろくなり、リフォームを伴う大規模な修理が必要になるケースもあります。

さらに怖いのがカビの発生です。湿気がこもることで黒カビや青カビが内部に繁殖し、健康被害(アレルギー・ぜんそく等)の原因にもなります。

表面には見えなくても床下や壁の内側で進行しているケースもあるため、早期発見と対応が不可欠です。

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階下や隣室への漏水による損害賠償の可能性

マンションなどの集合住宅では、水漏れによって階下の天井・壁紙・電気設備が損傷することがあります。

このような場合、加害者側(漏水元)に原状回復費用や損害賠償が請求される可能性が高く、トラブルに発展することも少なくありません。

こうした事故は個人賠償責任保険で補償されるケースもあります。しかし、故意または重大な過失が認められると補償対象外となることもあり得ます。

漏水に気づいたら、管理会社や保険会社にもすぐに連絡を取ることが重要です。

水道料金が高騰する

水漏れを放置すると、見た目には大きな変化がなくても日常的に少しずつ水が流れ続けている状態になっていることがあります。

特に蛇口やシャワーの接続部からのポタポタ漏れは、1ヶ月で数千円〜1万円以上の無駄な水道料金になることもあります。

漏水による水道料金の増加は、住宅全体のコスト負担にもつながります。費用的にも環境的にも、気づいた時にすぐ対処することが最善の選択です。

ユニットバス水漏れ修理の費用相場と見積もりのポイント

ユニットバス水漏れ修理の費用相場と見積もりのポイント

ユニットバスの水漏れは、原因や修理範囲によって費用が大きく変動します。事前に費用相場を把握しておくことで不要な出費やトラブルを避けることができます。

パーツ交換と全面修理の費用相場、リフォーム扱いになる場合の違い、保険適用の可能性について詳しく解説します。

パーツ交換と全面修理の料金比較

水漏れ修理には大きく分けて、部分的なパーツ交換と床下や構造部分まで含む全面修理があります。

それぞれの料金の相場は以下を参考にしてください。

修理内容 費用の目安(概算)
パッキン交換 3,000円~5,000円
シャワー水栓の交換 10,000〜30,000円
排水トラップの修理・交換 10,000〜20,000円
床下の構造補修 50,000〜150,000円
全面解体・ユニットバス入れ替え 600,000円〜1,200,000円以上

ポイントは、どこまで水が回ってしまっているかです。表面的な漏水であれば比較的安価に済みますが、床材の腐食や断熱材の劣化がある場合は大規模な工事になることもあります。

見積もりを依頼する際は、費用を明確に記載してもらうと、判断がしやすくなります。

リフォーム扱いになるケースとは

水漏れ修理がリフォーム扱いになるかどうかは、修理の規模と目的によって判断されます。以下のような場合は、通常の水道修理ではなく、浴室リフォームとして扱われることがあります。

  • 経年劣化によりユニットバス全体が傷んでいる
  • 同時に浴槽や壁材の交換を希望している
  • 修理では追いつかず、機能改善・設備更新を伴う

この場合、施工業者も水道業者ではなくリフォーム会社になる可能性があり、費用も大きくなります。

ただし、リフォーム扱いでも助成金の対象になる自治体や住宅ローンの利用が可能な場合もあるため、目的に応じて選ぶことが大切です。

火災保険や住宅保険が適用できる条件

ユニットバスの水漏れがすべて自己負担になるとは限りません。契約している火災保険や住宅総合保険によっては、修理費用が補償されるケースがあります。

保険適用される条件には以下があります。

  • 給排水設備の不具合による突発的な漏水
  • 配管の破裂・破損による被害
  • 漏水によって生じた階下への損害

ただし、経年劣化や故意・重大な過失による漏水は補償対象外となることが多いです。

また、保険金を請求するには被害状況の写真や修理業者の診断書が必要になるため、早めに記録を残しておくことをおすすめします。

信頼できる水道修理業者を選ぶためのポイント

信頼できる水道修理業者を選ぶためのポイント

ユニットバスの水漏れ修理を依頼する際に最も大切なのが、信頼できる業者を選ぶことです。安心して依頼できる業者を選ぶために確認すべきポイントを解説します。

口コミや実績から見極める安心できる業者の条件

信頼性の高い業者には共通する特徴があります。判断材料として最も重要なのが口コミ・実績・会社の公開情報です。

以下のポイントをチェックしてみましょう。

  • Googleや地域ポータルサイトの評価が安定して高い
  • 実績件数や創業年数が明記されている
  • 実際の修理事例や写真が豊富に掲載されている
  • 顧客の声が具体的に記載されている(投稿者名や日付あり)

口コミで、「説明が丁寧だった」「対応が迅速だった」といった声が多い業者は、現場での対応も安心できる可能性が高いです。

高額請求トラブルを防ぐ依頼前の確認項目

「見積もりは無料」と言っていたのに、実際には不明瞭な料金が上乗せされていたという事例は少なくありません。

事前に以下の項目を確認し、書面で残しておくことがトラブル回避につながります。

  • 見積書の内訳に「作業費」「出張費」「部品代」が明記されているか
  • 緊急対応時の割増料金の有無とその条件
  • キャンセル料や出張費が発生するタイミング
  • 工事前に最終金額を提示してくれるかどうか

また、その場で契約を迫られる業者や、金額の根拠を明確に説明しない業者には要注意です。

リフォーム業者と水道業者の違い

水回りのトラブルには水道業者とリフォーム業者のどちらに依頼すべきか迷う方も多いでしょう。しかし、それぞれの専門性には明確な違いがあります。

水道業者は漏水箇所の特定や応急修理、配管交換など修理のプロです。作業が迅速かつ費用も抑えめなのが特徴です。

リフォーム業者は、ユニットバス全体の改装やデザイン変更など、設備更新・改装を行います。工期や費用は大きいですが、長期的な解決には有効です。

水漏れの原因が構造全体に及ぶ場合や老朽化が進んでいる場合は、リフォーム業者の相談も視野に入れるとよいでしょう。

一方、軽度な水漏れや部品交換は、水道業者が最も適任です。

施工後のアフター保証の有無もチェック

意外と見落とされがちなのが、施工後の保証体制です。修理が完了しても、後日また漏水が起こった場合に、無償で再対応してもらえるかどうかは大きな安心材料になります。

以下のような保証があるかを事前に確認しておきましょう。

  • 作業内容に応じた保証期間(1年保証など)
  • 保証書の発行とその記載内容
  • 万一の再発時の対応フロー

信頼できる業者であれば、保証制度をしっかり整備しており、万が一のときも責任を持って対応してくれます。

まとめ

ユニットバスの水漏れは、放っておくと床下の腐食や階下への被害、思わぬ高額請求といった深刻な問題に発展します。しかし、原因を正しく把握し、早めに対処すれば多くは最小限の対応で済ませることが可能です。

この記事では、水漏れ時の応急処置の方法や修理費用の相場、信頼できる業者の選び方まで解説しました。少しでも違和感を覚えたら、まずは水の元栓を閉め、状況を確認しましょう。

そして、無理に自力で対応せず、必要に応じて信頼できる専門業者に相談することが、ご自宅と家族を守る第一歩です。

ユニットバスの水漏れが気になる方は、水道メンテナンスセンターにお任せください。丁寧な対応と迅速なサービスで、あなたの不安を取り除きます。

無料のお電話相談で、お気軽にご相談ください。

よくある質問

ユニットバスの水漏れは自分で修理できますか?
軽度な水漏れであれば、自分で応急処置することは可能です。例えば、シャワーや蛇口のパッキン交換やコーキング補修などは市販の工具や材料で対応できます。

ただし、床下や排水管など目に見えない場所での漏水、再発を繰り返す場合は構造的な問題がある可能性が高く、専門業者による点検と修理が必要です。無理に自力で対処しようとすると、かえって被害を広げてしまうおそれもあるため、状況を見極めて判断することが大切です。
ユニットバスの水漏れ修理にかかる費用はどのくらい?
修理費用は漏水の原因と修理内容によって大きく異なります。パッキン交換や水栓の取り替えといった簡易的な作業であれば1万円前後で済むこともありますが、排水管の交換や床下構造への補修が必要な場合は数万円〜十数万円かかるケースもあります。

さらに、ユニットバス全体の入れ替えが必要なリフォーム規模になると、50万円〜150万円程度かかるケースが一般的です。状況によっては火災保険や住宅保険が適用できる場合もあるため、契約内容の確認もしておくと安心です。
業者に依頼するときに注意すべき点は?
水道修理業者を選ぶ際は、事前の見積もり内容が明確かどうかを必ず確認しましょう。作業費・出張費・部品代などの内訳がはっきりしているか、不明瞭な料金が上乗せされていないかが判断のポイントです。

また、施工後の保証やアフターサービスの有無も大切な確認項目です。信頼性を見極めるには、口コミや過去の対応実績も参考になります。不安を感じた場合は即決せず、複数業者から相見積もりを取ることが安全です。