
この記事のポイントは?
TOTOウォシュレットが突然動かなくなってしまって、どうすればいいか困っていませんか?
トイレは毎日使うものだからこそ、故障してしまうと本当に困りますよね。水漏れやノズルが出ないといったトラブルは不安を感じるものです。
この記事では、TOTOウォシュレットの故障原因を症状別に分かりやすく解説します。さらに、ご自身でできる簡単な応急処置や修理方法から専門業者に依頼すべきケース、気になる修理費用や信頼できる業者の選び方まで具体的な解決策を分かりやすく説明します。
この記事を読めば、もうウォシュレットの故障で悩むことはありません。適切な対処法を知り、安心して快適なトイレ環境を取り戻しましょう。
ウォシュレットのトラブルは、実績多数の「水道メンテナンスセンター」にお任せください。水道局指定業者ならではの高い技術力とお客様第一の姿勢で、トラブルを速やかに解消します。24時間365日、お電話、LINE、メールでお問い合わせください。
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ウォシュレット故障時の初期確認と応急処置
ウォシュレットの不具合は、必ずしも本体の故障とは限りません。リモコンの状態を確認するだけで解決することがあります。
ウォシュレット故障時にすべき初期確認と応急処置について詳しく解説します。
電源・電気系統の確認
ウォシュレットが全く作動しない、あるいは一部の機能が使えない場合、まず電源の状態を確認することが重要です。
確認すべき点は、以下があります。
- 停電が発生していないか
- 配電盤のブレーカーが落ちていないか
漏電遮断機が作動して落ちている場合は漏電の危険性があります。ブレーカーを戻してもすぐに落ちるようであれば、無理に操作せず専門業者への相談が必要です。
また、ウォシュレットの電源プラグがコンセントから抜けていないか、ウォシュレット本体のスイッチが「切」になっていないかも確認します。
電源プラグの「切表示」ランプが点灯している場合は、「入」ボタンを押してランプを消灯させましょう。プラグが抜けていれば差し込み、ブレーカーが落ちていれば戻す、スイッチを「入」にするといった対処法で解決することがあります。
給水・水道系統の確認
水が出ない、水の勢いが弱いといった症状の場合、給水状況に問題がないかを確認します。
以下の点を確認しましょう。
- 断水が発生していないか
- 水道の元栓やトイレの止水栓が閉まっていないか
- 冬場は水道の配管が凍結していないかも確認する
寒冷地では、トイレ内を暖めたり給水ホースや止水栓をお湯に浸した布で温めたりする対処法が有効です。
マンションなどの集合住宅にお住まいの場合は、貯水槽からの給水が止まっていないか、管理会社に確認することも有効な手段です。これらの確認で問題が見つかった場合、止水栓や元栓が開いているか確認し、必要に応じて開けるといった対処法を試しましょう。
リモコンの確認とリセット方法
リモコンが反応しない場合、まず電池切れや信号の遮断を疑うことが一般的です。
壁リモコンの場合、電池切れが原因で動作しないことがあります。パネルに電池交換マークが表示されているか、電池マークが点滅しているかを確認しましょう。
また、リモコンの送信部や本体の受信部が汚れていたり、障害物でふさがれていないかどうかも確認が必要です。
さらに、ウォシュレットの動作不良や設定異常は、リセット操作で改善することがあります。一般的なリセット方法は、電源プラグをコンセントから15〜30秒ほど抜いてから再度差し込むことです。機種によっては、「入」ボタンがリセットボタンを兼ねている場合もあります。
緊急時の止水・電源オフ手順
水漏れや水が止まらないといった緊急時には、感電防止と被害拡大防止のため迅速な対応が求められます。
応急処置の手順として、まずマイナスドライバーなどで止水栓を右(時計回り)に回して閉めます。次に、感電防止のため、手が濡れていない状態で電源プラグを抜きます。
壁スイッチタイプの場合はスイッチを切りましょう。もし水濡れがある場合は、無理に電源プラグに触れず、分電盤のブレーカーを落とすことがより安全な選択です。
その後、床が濡れている場合は雑巾やタオルで拭き取り、本体裏側、給水ホースの接続部、タンク周辺などを目視で確認し水漏れ箇所を特定します。
停電時の便器洗浄に関しては、レバーがないタイプのウォシュレットでは、バケツで水を流し込む方法があります。この際、バケツ1杯分の水を水飛びに注意しながら一気に便器に流し込み、その後静かに3〜4Lの水を流します。
ただし、タンクへ直接水を給水することは、洗浄不良やつまり、電気部品の被水による故障の原因となるため避けるべきです。手動レバーがあるタイプのウォシュレットでは、機種ごとの取扱説明書に従ってレバーを操作することで便器洗浄が可能です。
TOTOウォシュレットの主な故障原因と対処法
TOTOウォシュレットでよく発生する具体的な症状ごとに、その原因と自身で実施可能な対処法、そして専門業者への依頼が必要となるケースについて詳しく解説します。
ノズル関連のトラブル
ウォシュレットのノズルは、使用頻度が高く、汚れが付着しやすい部品であるため、様々なトラブルが発生しやすい箇所です。
ノズルが出ない/洗浄水が出ない/勢いが弱い
この症状は、給水関連のトラブル(断水、止水栓の閉鎖)や、給水フィルターのつまりが考えられます。
またノズルや着座センサーに汚れが付着している、水勢設定が弱い、水抜きプラグが緩んでいる、便座に浅く座っているなども原因となることがあります。
- 止水栓が全開になっているか確認し、必要であれば開ける。
- 給水フィルターがつまっている場合は、フィルターを掃除する。
- ノズルの汚れが原因であれば、歯ブラシなどを使って除去する。
- 水勢設定が「弱」になっていないか確認し、必要に応じて変更する。
- 便座に深く座り直す。
- 一時的な不具合であれば、本体のリセット操作(電源プラグの抜き差しなど)を行う。
上記の対処法を試しても改善しない場合、電磁弁や内部基板の故障といった専門的な問題の可能性が高いため、修理業者への点検依頼が必要です。
ノズルが戻らない/勝手に水が出る
ノズルの伸縮部に尿石や汚物が固着していることが考えられます。また、電磁弁の故障や制御基板の不具合が原因で、水が止まらなくなったり、ノズルが勝手に出たりすることもあります。
「ノズルきれい」機能が作動している場合、正常な動作として水が出ることがあります。
- ノズルの清掃
ノズルの汚れが原因であれば、歯ブラシなどで清掃する。 - 電源プラグの抜き差し
一時的な不具合であれば、電源プラグの抜き差しで改善する可能性がある。 - 設定の確認
凍結防止機能やノズルきれい機能によるものであれば製品の正常な動作であるため、設定を確認する。
リセット操作を試しても水が止まらない、毎回のように水漏れのような症状が出る場合は、故障の可能性が高いため修理業者に点検を依頼すべきです。
ウォシュレットからの水漏れ
ウォシュレットからの水漏れは、放置すると床や建材への被害が拡大する可能性があるため迅速な対応が求められます。
水漏れの主な原因は以下のように多岐にわたります。
- ウォシュレット本体の破損
- 給水管や分岐金具
- 水抜き栓のナットの緩み
- 接続部分のパッキンやホースの経年劣化
- 給水フィルターの目づまりやフィルターの劣化
- 本体内部の故障
水漏れを発見したら、まず感電防止のため電源プラグを抜き、水被害の拡大を防ぐために止水栓を閉めます。床が濡れている場合は雑巾やタオルで拭き取ります。
給水ホースとウォシュレット本体との接続部のナットが緩んでいれば、モンキーレンチなどで締め直すことで解決することがあります。
ナットを締めても水漏れが止まらない場合、接続部のゴムパッキンやホース、給水フィルター付き水抜栓の劣化が考えられます。これらの部品はホームセンターなどで入手可能で、自身で交換できる場合が多いです。交換の際は、給水管の径に合ったパッキンを用意することが重要です。
ウォシュレット本体からの水漏れや水漏れ箇所が特定できない場合、あるいは電気部品が関わる分解が必要な場合は、専門業者に依頼すべきです。特にウォシュレットは電化製品であるため、内部の分解は感電のリスクを伴い危険です。
温水・便座温度の異常
温水が出ない、便座が冷たい、あるいは逆に熱すぎるなどの温度に関するトラブルもよく見られます。
温水が出ない、便座が冷たいといった症状の主な原因は、以下が考えられます。
- リモコンの温度設定が「切」または低い温度になっている
- タイマー節電や節電モードが設定されている
- 長時間座り続けていることによる安全機能の作動
- 給水温度やトイレ室温が低い
- ヒーターの故障
まずはリモコンで温水温度や便座温度の設定を確認し、必要に応じて変更します。節電設定が原因であれば、一時的に解除して様子を見ましょう。
長時間座っている場合は、一度便座を立ち、再度座り直すことでセンサーがリセットされ温かくなることがあります。電源プラグやブレーカーが正常かどうかも確認し、本体のリセット操作を試すことも有効です。
電源や設定に問題がなく、自身でリセット操作を試しても改善しない場合は、温水ヒーターや内部の電子部品の故障の可能性があります。こういった場合は修理業者に点検を依頼すべきです。
リモコン・センサー・自動開閉の不具合
ウォシュレットの操作に関わるリモコンやセンサー、自動開閉機能の不具合も快適な使用を妨げる一般的な問題です。
リモコンが反応しない主な原因は、以下が考えられます。
- 電池切れ
- 信号の遮断(リモコン送信部や本体受信部の汚れ)
- リモコン本体またはウォシュレット内部基板の故障
センサー(着座センサー、人感センサー)が反応しないのは、以下の原因が考えられます。
- センサーの汚れ
- 座る位置の問題(浅く座りすぎているなど)
- センサー自体の故障
自動開閉が動かない場合は以下の原因があります。
- センサーの汚れ
- 設定がオフになっている
- モーターの不具合
まずはリモコンの電池を新しいものに交換します。信号を遮るものがあれば取り除き、リモコン送信部やセンサー部分の汚れを柔らかい布で拭き取ります。
自動開閉機能がオフになっていれば、リモコンでオンに設定します。これらの対処法で改善しない場合は、本体のリセット操作を試します。
上記の方法を試しても改善しない場合、リモコン本体の故障や、ウォシュレット内部の基板故障の可能性があるため、修理業者に点検を依頼すべきです。
便座・蓋の破損
便座や蓋の破損は、使用上の安全性や衛生面に関わる問題です。
便座や蓋の破損の主な原因は、長年の使用による経年劣化、あるいは物を落とした、便座の上に立った、物をぶつけたなどの物理的な衝撃によるものです。
便ふたのみの破損であれば、製品の品番を確認し、TOTOのホームページなどで交換可能か確認しましょう。
一時的な応急処置として、破損箇所に布テープを巻きつける方法もあります。ですが、これはあくまで一時的なものであり、温める機能を使用する際は必ず電源を切るなどの注意が必要です。
ウォシュレット便座の破損は、基本的に交換または買い替えが必要となります。破損したパーツが既に廃番になっている場合や他の箇所にも不具合が生じている場合は、本体全体の買い替えを検討することが適切です。
ランプ点滅・エラーコードの表示
ウォシュレット本体のランプが点滅したり、エラーコードが表示されたりする場合、内部で何らかの異常が発生しているサインです。
運転ランプの点滅
システム全体の異常、制御基板の故障、センサー系統、給水系統、排水系統、電気系統の異常など点滅回数によって異なる問題を示していることがあります。
温度調節ランプの点滅
過熱保護機能の作動、給湯系統の異常、温度センサーの故障などが考えられます。
エラーコード
2020年以降の機種ではE1(給水異常)、E2(排水異常)、E3(温度異常)、E4(センサー異常)、E5(制御系異常)、E6(通信異常)といった具体的なエラーコードが表示されることがあります。
異常が出た場合、まずは電源プラグを抜き、再度差し込んでリセットを試しましょう。
リセット操作を試しても同じ現象を繰り返す場合やエラーコードが表示される場合は、故障の可能性が高いです。この場合、TOTOメンテナンス修理受付センターに連絡が必要です。エラーコードを業者に伝えることで、診断がスムーズに進みます。
その他(異音、異臭、水はね)
ウォシュレットは様々な機能を持つため、上記以外にも多様な症状が発生することがあります。
異音
異音の原因は以下が考えられます。
- 便座に座った際の「プレミスト」準備音
- ミスト噴射音
- 使用後の「オートパワー脱臭」作動音
- 「ノズルきれい」作動音
- 製品内部の残水抜き音
- 給水止水時に配管内で発生するウォーターハンマー
プレミスト、オートパワー脱臭、ノズルきれい機能が原因であれば、設定を「切」に変更することも可能です。
ウォーターハンマーの場合は、止水栓を少し右に回して水量を絞ることで改善する場合があります。
異臭
脱臭フィルターの汚れや脱臭カートリッジの劣化、市販の芳香剤や消臭剤との相性が悪い場合などが考えられます。
こういった場合、脱臭フィルターの掃除や脱臭カートリッジの交換を試しましょう。芳香剤や消臭剤の使用を中止することも有効です。
水はね
水はねは、便器の臭気を遮断するための水たまり面(封水)によるものです。
トイレットペーパーを浮かべておくことで、水はねを多少予防できます。
黒いシミ・汚れ
小便に含まれるアンモニアによるシミ、空気中に浮遊するカビの胞子やバクテリアが便器に付いた汚れを栄養源として繁殖したものなどが考えられます。
便器や床に跳ねた小便はすぐに拭き取り、トイレ用中性洗剤(研磨剤なし)で掃除しましょう。
自分でできる修理・メンテナンスと注意点
ウォシュレットのトラブルの中には、専門知識がなくても自身で解決できる簡単なものもあります。ここでは、具体的なDIY修理・メンテナンス方法と、作業を行う上での重要な注意点について解説します。
清掃による改善
ウォシュレットの不具合の多くは、汚れの蓄積が原因で発生します。定期的な清掃は、故障予防だけでなく軽微な症状の改善にもつながります。
ノズル掃除
ノズルは便や尿石、水垢などの汚れが付着しやすく、特に汚れる箇所です。ノズル掃除機能が搭載されている機種では、その機能を利用して自動洗浄を行いましょう。その後、水に濡らして固く絞った柔らかい布や歯ブラシで優しく拭き取ります。
汚れがひどい場合は、台所用中性洗剤を薄めて使用することも可能です。ノズルの収納部分は湿気が多いため、カビや雑菌の繁殖を防ぐためにも、こまめな清掃が重要です。ノズルを強く引っ張ったり、無理な力を加えたりしないよう注意が必要です。
給水フィルターの掃除
給水フィルターは水道水に含まれるゴミや砂を取り除くための部品で、目づまりを起こすと水の出が悪くなる原因となります。フィルターは定期的に清掃することで目づまりを防ぎ、水勢低下などのトラブルを予防できます。
清掃方法は、まずトイレの止水栓を閉め、給水フィルターを取り外し、歯ブラシなどで汚れを清掃します。ウォシュレットの種類によってフィルターの設置場所や取り外し方が異なるため、必ず取扱説明書を確認しながら作業を進めることが重要です。
センサーまわりの清掃
人感センサーや着座センサーが汚れていると、ウォシュレットが正常に反応しなかったり、誤作動の原因となったりすることがあります。
センサー部分のホコリや水はねを柔らかい布で丁寧に拭き取ります。また、便座カバーなどでセンサーを覆わないようにすることも大切です。
簡単な部品交換
一部の消耗品は、専門業者に依頼しなくても自身で交換することが可能です。
リモコン電池の交換
壁リモコンの液晶表示が薄くなったり、ボタンの反応が悪くなったりしたら、電池切れのサインです。
取扱説明書に従って電池を交換します。交換の際には、液漏れがないか確認し、端子部分も清掃すると良いでしょう。
給水管・分岐栓のパッキン交換
給水管や分岐栓からの水漏れがナットを締め直しても改善しない場合、内部のパッキンの劣化が原因である可能性が高いです。
この場合、まず止水栓を閉め、水漏れ箇所のナットを外して劣化したパッキンを新しいものに交換します。交換用のパッキンは、給水管の径に合ったサイズを用意する必要があります。
給水フィルター付水抜栓の交換
給水フィルター付水抜栓からの水漏れは、フィルターの目つまりや部品の劣化が原因で発生することがあります。
この部品はホームセンターやインターネット通販で入手可能であり、自身で交換することができます。交換手順は、止水栓を閉めて古い水抜栓を外し、新しいものと交換するだけです。
DIYの限界とリスク
自身で対処できる範囲は限られており、無理な自己修理はさらなる故障や危険を招く可能性があります。
電源プラグを抜かずに作業したり、手が濡れた状態で電気部品に触れたりすると、感電の危険性があります。水濡れがある場合は、無理に触らずブレーカーを落とすことがより安全です。
また、不適切な工具の使用や締め付け不足、部品の破損により水漏れが悪化し、床や建材への被害が拡大する可能性があります。結果的に修理費用が高額になることがあります。
さらに自己判断での分解や修理は、メーカー保証の対象外となる場合があります。これにより、本来無償で修理できたはずの故障が有償になるリスクが生じます。
専門的な知識や工具、技術が必要な場合は、無理せず専門業者に依頼すべきです。特に電気部品や水漏れに関する分解は危険性が高く、専門家以外が行うべきではありません。
専門業者への修理依頼:費用と判断基準
自身で対処できない故障や専門的な知識・技術が必要な場合は、専門業者への修理依頼を検討しましょう。
ウォシュレットの修理・買い替えの判断は、単なるコスト比較だけでなく、製品寿命、保証状況、最新機能へのニーズといった多角的な要素を考慮する必要があります。
修理料金の目安
ウォシュレットの修理費用は、故障内容、交換部品、依頼する業者(メーカーか一般修理業者か)によって大きく異なります。
TOTOメンテナンス株式会社の場合
TOTOメンテナンス株式会社に修理を依頼した場合、修理料金は「技術料+部品代+訪問料」で構成されます。
具体的な修理目安料金は以下の通りです。
故障状況 | ウォシュレット/ウォシュレット一体型 | ネオレスト(一体形便器) |
訪問点検のみ | 6,270円~ | 6,270円~ |
水漏れ | 20,000円~ | 22,000円~ |
ノズルのトラブル(出ない・勝手に出る・止まらないなど) | 19,000円~ | 21,000円~ |
洗浄水の温度異常(冷たい・熱い、調整できない) | 18,000円~ | 28,000円~ |
全く動かない(運転ランプも点灯しない) | 14,000円~ | 17,000円~ |
便座が自動開閉しない | 24,000円~ | 27,000円~ |
便座の破損 | 20,000円~ | 21,000円~ |
便ふたの破損 | 13,000円~ | 13,000円~ |
乾燥が動かない・冷たい | 17,000円~ | – |
脱臭が動かない・止まらない | 15,000円~ | 17,000円~ |
便座または便ふたがゆっくり閉まらない | 11,000円~ | 11,000円~ |
大便器洗浄されない | 18,000円~ | 21,000円~ |
レバーで洗浄できない | 17,000円~ | – |
上記の金額は技術料、部品代、訪問料金を含んだ目安であり、正確な料金は訪問診断後に確定します。複数の故障状況がある場合は、上記の目安料金表には該当しないことがあります。
TOTOメンテナンス株式会社への修理依頼は、電話(0120-1010-05、受付時間8:00〜18:00)またはインターネットで申し込みが可能です。
水回りの一般修理業者の場合
一般の修理業者に依頼した場合の料金相場は、20,000円から50,000円程度と幅があります。
業者によって料金体系やサービス内容が異なるため、必ず事前に見積もりを依頼し複数の業者を比較検討するようにしましょう。
修理か買い替えかの判断基準
ウォシュレットの故障に際して、修理と買い替えのどちらが適切かを判断する必要があります。
短期的な修理費用だけでなく、長期的な視点でのコストパフォーマンスも考慮し判断しましょう。
修理を推奨するケース
- 購入から数年しか経過していない場合
- メーカーや販売店の保証期間内である場合(通常1年間、延長保証があれば最長10年間)
- 修理費用が比較的安価で、新しい機種の購入費用よりも大幅に低い場合
買い替えを推奨するケース
- 7年以上使用している場合
- メーカーや販売店の保証が切れている場合
- 修理費用が高額な場合、特に新しい機種の購入費用と大差ない場合
- 故障箇所が複数ある、または内部の基盤など重要部品の故障の場合
- 部品の供給が終了している場合
- 最新の節水・節電機能や除菌・消臭機能など、新しい機能に魅力を感じる場合。
買い替え時は、便器とウォシュレットの互換性を確認することが重要です。品番を照らし合わせるだけでなく、便器のサイズや形状によって取り付け可能なウォシュレットが異なるため注意が必要です。
購入前に、設置箇所の寸法(便座の幅や奥行き、電源や給水位置など)を事前に計測しておくと、スムーズな取り付けにつながります。
業者選びのポイント
信頼できる業者を選ぶことは、不必要なトラブルを避け、安心して修理を任せる上で重要です。以下の点を参考にしてください。
- 24時間365日対応か、緊急時に迅速な対応が可能か
- 無料見積もりがあり、追加料金が発生しないか
- 専門用語を避け、分かりやすく説明してくれるか
- 過去の実績が豊富か、口コミや評判が良いか
- 水道局指定工事店であるか
- 修理後の保証やアフターフォローがあるか
優良な業者であれば、作業内容の説明も丁寧で、見積もりも明確です。このような条件に当てはまる業者に依頼すると、安心して修理や交換を任せられるでしょう。
まとめ
TOTOウォシュレットの故障の多くは、冷静に初期確認を行い、適切な応急処置や簡単なメンテナンスを行うことで解決できる場合があります。
ノズルや給水フィルターのつまり、リモコンの電池切れなど自身で対処できる範囲のトラブルは試してみましょう。これらの初期対応は、不必要な修理依頼を避け、時間と費用の節約につながります。
一方で、水漏れが止まらない、内部の基盤故障が疑われる、エラーコードが繰り返し表示されるなど専門的な知識や技術が必要な場合は、無理せず専門業者への依頼を検討してください。特に、感電や水漏れ拡大のリスクがある自己修理は、さらなる被害を招く可能性があるため絶対に避けるべきです。
TOTOウォシュレットの故障に直面した際は、この記事を参考にして安心なトイレ環境を取り戻しましょう。
ウォシュレットの不具合は、「水道メンテナンスセンター」の専門スタッフが迅速に対応します。水道局指定業者として確かな技術で、お客様の信頼にお応えします。お見積もりは無料ですので、お気軽にご連絡ください。