トイレが流れない!水が溢れそう…原因別の直し方と応急処置を完全解説

目次

仕事から帰ってきてホッと一息、トイレに入ったら水が流れない…。それどころか、便器の水位がどんどん上がってきて、今にも溢れそう…!

こんな状況に陥ったら、誰だってパニックになってしまいますよね。汚水が床に溢れたらどうしよう。夜中に修理業者は来てくれるのだろうか。修理代はいくらかかるのだろう……と、次から次に不安が押し寄せてくることでしょう。

でも、ご安心ください。まずは深呼吸をして、落ち着いてください。

この記事を読めば、今まさにトイレが流れなくてお困りのあなたは、何をすべきかが明確にわかります。

  • 今すぐ溢れるのを止める応急処置
  • トイレが流れない原因を特定するセルフ診断
  • 自分でできる直し方と、絶対にやってはいけないこと
  • 賃貸物件での正しい対応と費用負担のルール
  • プロの業者を呼ぶべきかの判断基準と、信頼できる業者の選び方

この記事は、水のプロである「水道メンテナンスセンター」が執筆しました。緊急事態に直面したあなたを全力でサポートするためです。一つずつ手順通りに進めれば、必ずこのトラブルを乗り越えられます。さあ、まずは水が溢れるのを食い止めましょう。

まずは落ち着いて!水が溢れるのを防ぐ3つの緊急応急処置

トイレの水が流れず、水位が上がってくる状況で最も怖いのは、汚水が便器から溢れ出てしまうことです。床が水浸しになる二次被害を防ぐため、何よりも先に以下の3つの応急処置を行ってください。

手順1:止水栓を閉めて水の供給をストップ

これ以上便器に水が供給されないように、まずはトイレの「止水栓」を閉めましょう。これが最も重要な応急処置です。

止水栓は、トイレのタンクにつながる給水管の途中に設置されています。多くの場合、トイレの横の壁や床から出ている管の途中にあります。

  • マイナスドライバーで回すタイプ: ハンドルがなく、くぼみがあるタイプです。マイナスドライバーを差し込み、時計回りに回らなくなるまで閉めてください。もしマイナスドライバーがなければ、硬貨や鍵の先端などでも代用できます。
  • ハンドルタイプ: 手で回せるハンドルが付いているタイプです。時計回りに回して閉めます。

止水栓が固くて回らない場合でも、無理に力を加えないでください。 配管を破損させてしまう恐れがあります。その場合は、次の手順に進み、絶対に洗浄レバーやボタンに触らないようにしてください。

手順2:【ウォシュレットの場合】感電防止のため電源プラグを抜く

ウォシュレット(温水洗浄便座)が付いているトイレの場合、水漏れによる感電やショートを防ぐため、必ず電源プラグをコンセントから抜いておきましょう。

コンセントは通常、トイレの便器の後ろ側や壁の下の方にあります。

手順3:便器から水を汲み出して水位を下げる

止水栓を閉めても便器の水位が高いままだと、その後の作業がしにくかったり、万が一の際に汚水が溢れたりする可能性があります。

給油ポンプや紙コップ、空のペットボトルなどを使って、バケツに水を汲み出し、水位を下げておきましょう。水位が通常の高さ(便器の底の水が溜まっているあたり)まで下がれば十分です。汲み出した水は、お風呂場などに流してください。

この3つの手順が完了すれば、ひとまず水が溢れる心配はなくなります。これで落ち着いて原因究明と対処に進むことができます。

なぜ?トイレが流れない原因を症状から特定するセルフ診断

応急処置で一安心したら、次に「なぜトイレが流れなくなったのか」という原因を探りましょう。症状によって、原因は大きく4つのケースに分けられます。ご自身の状況と照らし合わせてみてください。

【ケース1】水が流れず、便器の水位が上がる → 「詰まり」が原因

洗浄レバーを操作すると、タンクから水は流れるものの、便器の水が流れずに水位が上がってくる。これは、便器の内部やその先の排水管で物理的な「詰まり」が起きている可能性が非常に高いサインです。

  • 水位が上がった後、ゆっくり水が引いていく場合: 比較的軽度の詰まりです。
  • 水位が上がったまま、全く水が引かない場合: 重度の詰まりが考えられます。

このケースは、トイレが流れないトラブルで最も多い原因です。

【ケース2】流れる水の勢いが弱い・ゴボゴボ音がする → 「詰まり」または「水量不足」

レバーをひねっても、いつもより水の流れる勢いが弱く、渦を巻きません。または、「ゴボゴボ」「コポコポ」といった不気味な音が聞こえる。この場合、排水管が詰まりかけているか、タンクから供給される「水量不足」が考えられます。

「ゴボゴボ」という音は、排水管の奥で詰まりが起き、行き場を失った空気が逆流してくる音です。詰まりが完全に排水路を塞いでしまう一歩手前の警告サインと捉えましょう。

【ケース3】タンクから水が流れる音がしない → 「タンク内の水量不足・部品故障」

洗浄レバーやボタンを操作しても、タンクから水が「ジャー」と流れる音が全くしない場合、原因は便器の詰まりではなく、トイレタンク側にあります。

タンクの中に、流すための水が十分に溜まっていないか、タンク内部の部品が故障している可能性が高いです。

【ケース4】レバーやボタンが空回りする・反応がない → 「レバー・ボタン周辺の故障」

レバーをひねってもスカスカと空回りする、洗浄ボタンを押しても手応えがない、または反応しない。この症状は、レバーやボタンとタンク内部の部品を繋ぐ部分に不具合が起きているサインです。

タンク内のチェーンが外れていたり、レバーハンドル自体が破損していたりするケースが考えられます。

原因①「トイレの詰まり」を自分で解消する5つの方法

セルフ診断で「詰まり」が原因だと判断できた場合、ご家庭にある道具や市販の道具で解決できる可能性があります。ここでは、自分でできる詰まりの解消法を、手軽なものから順にご紹介します。

詰まりの原因は?トイレットペーパーから固形物まで

トイレの詰まりを引き起こす主な原因は以下の通りです。

  • トイレットペーパーの流しすぎ: 一度に大量に流すと、水に溶けきる前に排水管のカーブで詰まってしまいます。
  • 水に溶けない異物: ティッシュペーパー、お掃除シート、キッチンペーパー、ウェットティッシュなどは、水に溶けにくい構造のため、詰まりの大きな原因になります。
  • 吸水して膨らむもの: 紙おむつ、生理用品、ペット用のトイレ砂などは、水を吸って何倍にも膨張し、排水管を完全に塞いでしまいます。これらを流してしまった場合は、自力での解決は非常に困難です。
  • 固形物: スマートフォン、子どものおもちゃ、ペン、メガネなどを誤って落としてしまった場合、排水管のS字トラップ部分に引っかかってしまいます。

心当たりがある場合は、それに合った対処法を試してみましょう。

対処法1:ラバーカップ(スッポン)の正しい使い方

詰まり解消の定番アイテム「ラバーカップ(スッポン)」。正しく使えば、非常に高い効果を発揮します。

【ポイント】ラバーカップは「押す」のではなく「引く」力で詰まりを解消する道具です。

  1. 準備: 便器の周りにビニールシートや新聞紙を敷き、水はねに備えます。ラバーカップのゴム部分がしっかり水に浸かるように、必要であれば水を足してください。
  2. 密着させる: ラバーカップを便器の排水口に、隙間ができないようにゆっくりと押し付け、密着させます。
  3. 押して、引く: カップをグッと押し込み、へこませます。その後、勢いよく一気に引き抜きます。 この「引く」動作で、詰まりの原因を吸引します。
  4. 繰り返す: 水が引いていく「ゴボゴボ」という音がするまで、この動作を数回繰り返します。
  5. 確認: 詰まりが解消されたら、バケツで少しずつ水を流し、スムーズに流れるか確認します。問題なければ、止水栓を開けてタンクから水を流して最終確認をしてください。

より詳しいラバーカップの使い方は、トイレ詰まり完全ガイドでも解説していますので、ぜひ参考にしてください。

対処法2:【道具がない時に】バケツで水を流し込む応急処置

ラバーカップがない場合の応急処置として、水の勢いで詰まりを押し流す方法があります。

  1. 準備: バケツに水を汲み、便器の水位が通常よりも高ければ少し汲み出しておきます。
  2. 流し込む: 腰くらいの高さから、便器の排水口をめがけて、一気に水を流し込みます。 チョロチョロと流し込むのではなく、水圧をかけるイメージで一気に注ぐのがコツです。
  3. 注意: 水が勢いよくはねる可能性があるので、周囲をしっかり養生してください。この方法は、トイレットペーパーなど水に溶けるものが原因の軽度の詰まりに有効です。

対処法3:ぬるま湯と重曹・お酢で溶かす方法【軽度の詰まりに】

トイレットペーパーや排泄物など、有機物が原因の軽度の詰まりには、化学反応を利用する方法も効果的です。

  1. 準備: 便器内の水をできるだけ汲み出します。
  2. 投入: 重曹(カップ1/4程度)を排水口に振り入れ、次にお酢(またはクエン酸水。カップ1/2程度)をゆっくりと注ぎます。シュワシュワと泡が発生します。
  3. ぬるま湯を注ぐ: 40〜50℃程度のぬるま湯を、便器の半分くらいの高さまでゆっくりと注ぎ入れます。
  4. 放置: そのまま1時間ほど放置します。
  5. 確認: 最後にバケツで水を流し、詰まりが解消されたか確認します。

対処法4:真空式パイプクリーナーで強力に吸引する

ラバーカップでも解消しないような、少し頑固な詰まりには「真空式パイプクリーナー」が有効です。ホームセンターなどで購入できます。

ラバーカップよりも強力な吸引力と押し出す力で詰まりを解消する道具です。使い方はラバーカップと似ていますが、ハンドルを引くことで強力な真空状態を作り出します。商品の説明書をよく読んでから使用してください。

【重要】絶対にやってはいけないNG対処法(熱湯・針金など)

詰まりを解消しようと焦るあまり、間違った方法を試すと、状況をさらに悪化させてしまう危険があります。以下の方法は絶対にやめてください。

  • 熱湯を注ぐ: 便器は陶器製です。 熱湯を注ぐと、急激な温度変化によって便器にヒビが入ったり、割れてしまったりする危険性が非常に高いです。割れた便器は交換するしかなく、高額な修理費用がかかってしまいます。必ず、人肌より少し熱い程度の「ぬるま湯」を使用してください。
  • 針金や硬い棒を無理に突っ込む: 針金ハンガーを伸ばしたものなどを排水口に突っ込むと、便器の表面(コーティング)を傷つけて汚れが付きやすくなったり、最悪の場合、便器を破損させたりする恐れがあります。
  • 強力すぎる薬剤を使う: 詰まりの原因がわからないまま、強力なパイプ洗浄剤などを使うと、異物と化学反応を起こして有毒ガスが発生したり、配管を傷めたりする危険があります。特に、酸性の洗剤と塩素系の洗剤を混ぜるのは絶対にやめてください。

原因②「タンクの不具合」による水量不足のチェックと直し方

セルフ診断で、タンク側の不具合が疑われた場合は、タンクの蓋を開けて内部を確認してみましょう。感電防止のため、作業前に必ずウォシュレットの電源プラグを抜いてください。

タンクの蓋を開ける前の注意点

トイレタンクの蓋は陶器製で、意外と重いものです。落として割ったり、ケガをしたりしないように両手で慎重に持ち上げてください。

蓋の上に手洗い管が付いているタイプは、蓋の裏側で給水ホースと繋がっていることがあります。無理に持ち上げず、ホースを外してから蓋を移動させましょう。

チェック1:タンク内の水位が低すぎないか?

タンクの内部には、通常「オーバーフロー管」という筒状の部品があります。この管には「-WL-」という印がついており、これがタンク内の標準水位(ウォーターライン)です。

正常な水位は、このWLの印から2〜3cm下あたりです。これよりも水位が著しく低い場合、便器を洗浄するのに十分な水量が確保できず、流れが悪くなる原因となります。

チェック2:浮き球やボールタップが引っかかっていないか?

タンク内の水位を調整しているのが、「ボールタップ」という給水装置と、その先についている「浮き球」です。

水が減ると浮き球が下がり、ボールタップから給水されます。水が溜まると浮き球が上がり、給水が止まる仕組みです。この浮き球やボールタップのアーム部分が、タンクの壁や他の部品に引っかかっていると、水が正常に供給されません。

軽く手で動かしてみて、引っかかりが解消されれば正常に給水が始まるはずです。

タンクからの水漏れや、水が止まらないといった症状については、トイレ水漏れの原因と対処法の記事で詳しく解説しています。

チェック3:フロートバルブ(ゴムフロート)とチェーンは正常か?

タンクの底には、排水口を塞いでいるゴム製の栓「フロートバルブ(ゴムフロート)」があります。洗浄レバーを操作すると、このフロートバルブに繋がっているチェーンが引っ張られ、栓が開いて水が便器に流れる仕組みです。

以下の点を確認してみてください。

  • チェーンが外れている、切れている: レバーを操作してもフロートバルブが持ち上がらず、水が流れません。チェーンを繋ぎ直せば直ります。
  • チェーンが他の部品に絡まっている: 絡まりを解いてください。
  • チェーンが長すぎてたるんでいる: レバーを操作しても、たるんでいる分だけ遊びができてしまい、フロートバルブが十分に持ち上がらないことがあります。適切な長さに調整しましょう。

原因③「レバー・ボタンの故障」のチェックと直し方

レバーやボタン自体に問題がある場合のチェックポイントです。

レバーハンドルが空回り・固い場合の対処法

レバーがスカスカと空回りする場合、最も多い原因は、前述したタンク内のチェーン外れです。まずはタンク内を確認してみてください。

チェーンに問題がないのに空回りする場合や、レバーが固くて動かない場合は、レバーハンドル自体のナットが緩んでいたり、部品が経年劣化で破損・サビついていたりする可能性があります。

洗浄ボタンが反応しない・戻らない場合の対処法

電気式の洗浄ボタン(リモコンなど)が反応しない場合、まずは電池切れや停電を疑いましょう。電池を交換したり、コンセントが抜けていないか確認したりしてください。センサー部分が汚れていると反応が悪くなることもあるので、拭き掃除も試してみてください。

便器本体に付いている物理的なボタンが戻らない場合は、ボタンの隙間にゴミが挟まっているか、内部のバネなどが故障している可能性があります。

【賃貸住まい必見】修理する前に!管理会社への連絡と費用負担のルール

もしあなたがお住まいなのが賃貸マンションやアパートの場合、自分で業者を手配する前に、必ずやるべきことがあります。それは、管理会社や大家さんへの連絡です。

なぜ管理会社への連絡が先?自己判断で修理するリスク

「早く直したいから」と焦って自分で業者を呼んでしまうと、後でトラブルになる可能性があります。

  • 費用が自己負担になる: 本来なら大家さんが負担すべき修理費用だったのに、勝手に修理したことで全額自己負担になってしまうケースがあります。
  • 契約違反になる可能性: 賃貸契約書には、設備に不具合が生じた際の連絡義務が記載されていることがほとんどです。連絡なしでの修理は、契約違反と見なされる可能性があります。
  • 原因が共用部分にある場合: トイレが流れない原因が、自分の部屋の設備ではなく、建物全体の共用排水管の詰まりである可能性もあります。この場合、修理は管理組合や大家さんの責任で行うため、個人で業者を呼んでも解決できません。

夜間などで管理会社の営業時間外であっても、緊急連絡先が設けられている場合が多いです。まずは契約書などを確認し、指定された連絡先に報告しましょう。

修理費用は誰が負担する?入居者負担 vs 大家さん負担のケース

トイレの修理費用をどちらが負担するかは、その原因によって決まるのが一般的です。

  • 入居者負担になるケース(善管注意義務違反):
    • おむつやスマホなど、固形物を詰まらせた場合
    • トイレットペーパー以外のものを流して詰まらせた
    • 故意または過失によって設備を破損させた
  • 大家さん負担になるケース:
    • トイレ設備の経年劣化による故障(タンク内部品など)
    • 入居前からあった不具合
    • 建物全体の排水管など、共用部分の問題

簡単に言うと、「あなたの使い方が原因なら入居者負担、自然に壊れたものなら大家さん負担」となるのが一般的です。どちらが原因か判断が難しい場合も多いため、まずは管理会社に相談することが非常に重要です。

賃貸物件でのトラブル時の費用負担については、賃貸でのトイレ詰まり費用負担の記事でも詳しく解説しています。

自分で直せない…プロの業者に依頼する判断基準と費用相場

ここまでご紹介した方法を試してもトイレが流れない場合や、原因が複雑そうな場合は、無理せずプロの水道修理業者に依頼しましょう。無理に自分で直そうとすると、かえって状況を悪化させてしまうこともあります。

迷わず業者を呼ぶべき症状リスト

以下のケースに当てはまる場合は、すぐに専門業者に連絡することをおすすめします。

固形物(スマホ・おもちゃ等)を落とした

スマートフォン、アクセサリー、子どものおもちゃ、オムツなどを流してしまった場合、排水管の奥で完全に詰まってしまう可能性が非常に高いです。

このようなケースでは、便器を一度取り外して異物を取り出すという大掛かりな作業が必要になることがほとんどです。自力での解決はほぼ不可能なため、速やかにプロに相談しましょう。

何度も詰まりを繰り返す

ラバーカップなどで一時的に詰まりが解消しても、すぐにまたトイレが流れない状態になる場合、排水管の奥の方で汚れが蓄積していたり、排水管の勾配(傾き)に問題があったりと、根本的な原因が潜んでいる可能性があります。専門的な調査と高圧洗浄などが必要になるケースです。

複数の対処法を試しても直らない

この記事でご紹介した自分でできる対処法を一通り試しても、全く改善の兆しが見られない場合、原因は簡単には解消できない場所や、複雑な部品の故障が考えられます。これ以上時間をかけるよりも、プロに任せた方が早く確実に解決できます。

建物全体の排水管に問題がある可能性がある

トイレだけでなく、キッチンやお風呂、洗面所など、家中の水の流れが悪い場合、専有部分ではなく建物全体の共用排水管に問題がある可能性が高いです。この場合は、まず管理会社に連絡して状況を説明し、対応を依頼してください。

トイレの詰まり・水漏れ修理の料金相場はいくら?

業者に依頼する際に最も気になるのが料金だと思います。あくまで目安ですが、一般的な料金相場は以下の通りです。

作業内容 料金相場の目安
基本料金 3,000円~5,000円 ※出張費等含む
軽度の詰まり解消(薬剤・ローポンプ使用) 8,000円~15,000円
中度の詰まり解消(高圧洗浄機使用) 20,000円~40,000円
重度の詰まり解消(便器の着脱作業あり) 30,000円~60,000円
タンク内部品の交換 10,000円~20,000円(部品代別途)
夜間・早朝割増料金 料金の25%~50%増

※上記はあくまで目安です。実際の料金は、詰まりの状況や作業内容、業者によって変動します。
※必ず作業前に、内訳の記載された見積書をもらい、内容に納得してから契約するようにしましょう。

失敗しない!信頼できる水道修理業者の選び方【5つのポイント】

いざ業者を呼ぶとなっても、どこに頼めばいいか迷いますよね。残念ながら、水回り修理業者の中には、法外な高額請求をする悪質な業者も存在します。そうした業者に引っかからないために、以下の5つのポイントを必ずチェックしてください。

ポイント1:水道局指定工事店であるかを確認する

各自治体の水道局から「指定給水装置工事事業者(水道局指定工事店)」として認定されている業者は、一定の技術水準を満たしており、信頼性が高いと言えます。

業者の公式サイトなどに「〇〇市指定 第〇〇号」といった記載があるか確認しましょう。私たち水道メンテナンスセンターも、もちろん各地域の水道局から認定を受けた指定工事店です。

ポイント2:作業前に料金体系が明確な見積もりを提示するか

信頼できる業者は、必ず作業前に現地調査を行い、原因を特定した上で、作業内容と料金の内訳が明記された見積書を提示します。

電話口での「〇〇円くらいです」という曖昧な説明だけで作業を始めようとしたり、見積書の提示を渋ったりする業者は要注意です。見積もり内容に納得できない場合は、その場で契約せず、きっぱりと断る勇気を持ちましょう。

ポイント3:実績や口コミ・評判を複数のサイトで確認する

業者の公式サイトに掲載されている「お客様の声」だけでなく、Googleマップのレビューや口コミサイトなど、第三者が投稿した評価も参考にしましょう。

長年の実績があり、良い口コミが多い業者は、それだけ多くの顧客から信頼されている証拠です。複数の情報源を比較検討することで、より客観的に業者を判断できます。

ポイント4:修理後の保証やアフターフォローが充実しているか

作業後の「保証制度」があるかどうかも重要なチェックポイントです。万が一、修理後に同じトラブルが再発した場合でも、保証期間内であれば無償で対応してもらえます。

「作業して終わり」ではなく、その後のアフターフォローまでしっかりしている業者を選ぶと安心です。

ポイント5:悪質業者に注意!「安すぎる広告」や「不安を煽る」手口

「トイレ詰まり修理500円~」といった極端に安い広告には注意が必要です。これはあくまで客寄せのための最低料金で、実際には高額な出張費や作業費を追加で請求されるケースが後を絶ちません。

また、「今すぐ直さないと階下に水漏れして大変なことになる」などと過度に不安を煽り、高額な契約を急かせるのも悪質な業者の典型的な手口です。冷静な判断をさせないように仕向けてくる業者とは、契約しないようにしましょう。

夜中のトラブルで焦っていても、最低限これらのポイントは確認するようにしてください。

今後のために!トイレ詰まりを未然に防ぐ3つの習慣

無事にトラブルが解決したら、今後は同じことを繰り返さないための予防策を心がけましょう。日々のちょっとした習慣で、トイレ詰まりのリスクは大幅に減らすことができます。

一度に大量の紙を流さない

トイレットペーパーは水に溶けるとはいえ、一度に流す量には限界があります。特に、少ない水量で流す節水型のトイレは詰まりやすい傾向にあります。

排泄物が多い時などは、面倒でも2回に分けて流すなど、一度に流す量を調整しましょう。「大」と「小」のレバーを正しく使い分けることも、詰まり防止に繋がります。

「流せる」と書いてあってもトイレに流さない方がよいもの

「トイレに流せる」と表記されているお掃除シートや猫砂、赤ちゃんのおしりふきなども、実はトイレットペーパーに比べて水に溶けにくい製品が多く、詰まりの原因になりがちです。

基本的に、トイレには「トイレットペーパー」と「排泄物」以外は流さない、と徹底することが最も確実な予防策です。

月1回のタンク内チェックと便器の定期清掃

月に一度、タンクの蓋を開けて、水位や部品に異常がないか簡単にチェックする習慣をつけましょう。フロートバルブの劣化やチェーンの不具合などを早期に発見できれば、大きなトラブルを防げます。

また、便器を定期的に掃除し、尿石などの汚れが蓄積するのを防ぐことも、排水路をきれいに保ち、詰まりにくい状態を維持するために重要です。

まとめ:トイレが流れなくても焦らず、原因に合った正しい対処を

今回は、緊急事態「トイレが流れない!」というトラブルについて、応急処置から原因別の対処法、業者選びのポイントまでを網羅的に解説しました。

最後に、この記事の重要なポイントを振り返りましょう。

  1. まずは応急処置: 「止水栓を閉める」「電源プラグを抜く」「水を汲み出す」で二次被害を防ぐ。
  2. 原因を特定する: 症状から「詰まり」なのか「タンクの不具合」なのかを見極める。
  3. 自分で対処してみる: ラバーカップやぬるま湯など、原因に合った正しい方法を試す。熱湯は絶対NG!
  4. 賃貸ならまず連絡: 自己判断で業者を呼ばず、必ず管理会社や大家さんに報告・相談する。
  5. 無理せずプロに依頼: 固形物を流した場合や、自力で直らない場合は、迷わず信頼できる業者に連絡する。

突然のトイレトラブルは、誰にとっても大きなストレスです。しかし、正しい知識を持って冷静に対処すれば、必ず解決できます。

もし、ご自身での解決が難しい場合や、夜間・早朝のトラブルでお困りの場合は、いつでも私たち「水道メンテナンスセンター」にご相談ください。水道局指定工事店として、確かな技術を持つスタッフが、明確な料金説明の上で、迅速にあなたの「困った」を解決します。お見積りは無料ですので、まずはお気軽にご連絡ください。

よくある質問

汚物(うんこ)が流れない場合はどうすれば?
見た目にも不快で、非常に焦る状況だと思います。しかし、対処法は基本的に同じです。まずはラバーカップやぬるま湯を使った方法を試してみてください。作業をする際に汚物が見えているのが精神的に辛い場合は、新聞紙などを被せて見えないようにしてから作業を行うと、少し心理的な負担が和らぎます。それでも解消しない場合は、ためらわずにプロにご相談ください。
放置すれば自然に直りますか?
原因がトイレットペーパーの詰まりで、ごく軽度なものであれば、数時間放置することで紙が水にふやけて自然に流れる可能性もゼロではありません。しかし、ティッシュペーパーなどの異物が原因の場合は、自然に直ることはまずありません。また、詰まりを放置することで、便器内の封水(溜まっている水)が蒸発して下水の臭いが上がってきたり、別の不具合を誘発したりするリスクもあります。基本的には、放置せずに早めに対処することを強くおすすめします。