トイレの流れが悪い!焦る前に読む原因と自分でできる解消法【プロが完全ガイド】

目次

トイレの水を流したとき、いつもより水の引きが遅かったり、ゴボゴボと変な音がしたりする…そんな経験はありませんか?「完全に詰まったわけではないけれど、何だか流れが悪い」という状態は、重大なトラブルの前兆かもしれません。放置すれば、水が溢れて床が水浸しになったり、高額な修理費用が必要になったりする可能性もあります。

しかし、焦る必要はありません。トイレの流れが悪くなる原因はさまざまですが、多くの場合はご家庭で安全に対処できます。

この記事では、水回り修理のプロである「水道メンテナンスセンター」が、トイレの流れが悪い原因、ご自身でできる5つの解消法、状況を悪化させないための注意点、信頼できる業者の選び方を、専門家の視点から徹底的に解説します。この記事を読めば、あなたは冷静に状況を判断し、最適な行動を取ることができるようになります。

もし、すでに水が流れず溢れそうな場合は、以下の記事をご覧ください。
トイレが流れない!水が溢れそう…原因別の直し方と応急処置を完全解説

まずは落ち着いて!症状でわかる緊急度チェックリスト

トイレの流れが悪いと感じたときは、まず現状を正確に把握しましょう。慌てて水を何度も流すと、便器から水が溢れ出す危険性があります。以下のリストでご自身の状況を確認し、適切な初期対応を取りましょう。

緊急度 主な症状 まず取るべき行動
【低】様子見・自力対処可 ・いつもより少しだけ水の引くのが遅い
・ごくたまに流れが悪いことがある
・トイレットペーパーの使用量を減らす
・後述の「自分でできる解消法」を試す
【中】要注意・自力対処or相談 ・流すたびに水位が上がり、ゆっくり下がる
・「ゴボゴボ」「コポコポ」という異音がする
・流したものが少し残ってしまう
・これ以上流さず、止水栓を閉める
・自分でできる解消法を慎重に試す
・改善しない場合はプロに相談
【高】即相談! ・水位が上がったまま全く下がらない
・便器から水が溢れそうになっている
・トイレ以外の場所(風呂場など)でも流れが悪い
・便器から下水の臭いが強い
【最優先】止水栓を閉める!
・自分で対処せず、すぐにプロに連絡する
・賃貸の場合は管理会社にも連絡

緊急度が「高」の場合は、迷わず水道メンテナンスセンターにご相談ください。最短即日で専門スタッフが駆けつけ、被害を最小限に食い止めます。

トイレの流れが悪くなる4つの主な原因【図解でわかる】

なぜ、トイレの流れが悪くなってしまうのでしょうか。原因は大きく分けて4つに分類できます。ご自身の状況がどれに当てはまるか考えながら読み進めてみてください。原因を正しく特定することが、的確な対処への第一歩です。

  1. 物理的な詰まり: 最も多い原因。便器や排水管に何かが詰まっている状態。
  2. タンク内の問題: トイレタンクの部品不具合で、流す水の量が不足している状態。
  3. 水圧不足: 建物自体の問題で、水を流す力が弱い状態。
  4. 排水管・排水桝の問題: 屋外の排水設備に異常がある状態。

これらの原因について、それぞれ詳しく見ていきましょう。

原因1:トイレットペーパーや異物による「物理的な詰まり」

トイレの流れが悪い原因として、最も一般的なのが便器の排水路やその先の排水管に何かが詰まっている「物理的な詰まり」です。

  • トイレットペーパーの過剰使用
    一度に大量のトイレットペーパーを流すと、水に溶けきる前に排水路のカーブ部分で固まってしまい、水の通り道を塞ぎます。特に、節水型トイレは流れる水の量が少ないため、詰まりやすい傾向にあります。

  • 水に溶けない異物の誤流
    ティッシュペーパー、ウェットティッシュ、お掃除シート、紙おむつ、生理用品などは、水に溶けないように作られています。これらを誤って流すと、排水管内で水を吸って膨張し、頑固な詰まりの原因となります。最近では「トイレに流せる」と表記された製品もありますが、トイレットペーパーに比べて溶けにくいため、多用は避けるのが賢明です。

  • 固形物の落下
    スマートフォン、おもちゃ、ボールペン、芳香剤のキャップなどを誤って落としてしまうケースです。これらは排水路を完全に塞いでしまうため、深刻な詰まりを引き起こします。

  • 汚れの蓄積
    長年の使用により、尿に含まれる成分が固まった「尿石」や、排泄物、水垢などが排水管の内側に少しずつ蓄積します。この蓄積した汚れが水の通り道を狭め、流れを悪くします。

原因2:タンク内の水量不足や部品の不具合

便器の中には問題がなくても、トイレタンク内の不具合によって流れが悪くなることがあります。これは、排泄物を流すのに十分な量の水がタンクから供給されていないことが原因です。

タンクの蓋を開けて内部を確認してみましょう。※蓋は陶器で重いため、取り扱いには十分注意してください。

  • タンク内の水位が低い
    タンク内の水は、通常「WL(ウォーターライン)」と書かれた線まで溜まっています。この線より水位が著しく低い場合、流れる水の量が不足し、洗浄力が低下します。

  • ボールタップの不具合
    タンクへ給水・止水を行う「ボールタップ」という部品が故障すると、水が正常に供給されず、水位が上がらなくなります。

  • フロートバルブの劣化
    タンクの底にあるゴム製の栓「フロートバルブ」が劣化すると、タンクと便器の間に隙間ができ、水が便器へ常にチョロチョロと漏れ出してしまいます。これにより、いざ流す時にタンク内の水が不足し、流れが悪くなります。

これらのタンク部品の不具合は、ご自身での交換も可能ですが、部品の選定や作業が複雑なため、プロに任せるのが安心です。

原因3:建物や地域の「水圧不足」

トイレの流れが悪くなる原因として、建物全体の水圧が関係しているケースもあります。

  • マンションの高層階など
    ポンプで水を汲み上げているマンションの高層階や、高台にある戸建て住宅では、元々の給水圧が低いことがあります。

  • タンクレストイレの場合
    タンクに水を溜めず、水道から直接水を流すタンクレストイレは、水道管の水圧がそのまま洗浄力に影響します。そのため、水圧が低い地域では流れが悪くなりやすい特性があります。

  • 吐水口の目詰まり
    便器のフチ裏にある、水が出てくる小さな穴(吐水口)が水垢や尿石で詰まると、水の勢いが弱まり洗浄力が低下します。

これらの水圧に関する問題は、個人での解決が難しい場合が多く、根本的な解決には専門的な調査や工事が必要になることがあります。

原因4:排水管の勾配不良や屋外の排水桝(ます)の問題

特に戸建て住宅の場合、建物の外にある排水設備が原因で、トイレの流れが悪いという症状が出ることがあります。

  • 排水管の勾配不良・劣化
    排水は、管の傾斜(勾配)を利用して自然に流れていきます。この勾配が適切でなかったり、地盤沈下で勾配が変わったり、経年劣化で管が破損したりすると、水がスムーズでなくなり詰まりやすくなります。

  • 屋外の排水桝の詰まり
    敷地内には、各所からの排水を合流させる「排水桝」という設備があります。この排水桝に落ち葉や泥、油汚れなどが長年蓄積すると、排水全体の流れが滞り、家の中のトイレの流れにまで影響を及ぼします。近くに木があると、根が排水管に侵入して詰まりを引き起こすこともあります。

屋外の排水設備に問題がある場合は、高圧洗浄機などの専門機材が必要となるため、速やかにプロに相談しましょう。

【家にあるものでOK】すぐに試せる応急処置5選

トイレの流れが悪い原因が、トイレットペーパーなどの水に溶けるものであり、詰まりが軽度な場合は、ご家庭にあるもので解消できる可能性があります。作業を始める前に、必ず止水栓を閉め、床に新聞紙やビニールシートを敷いて養生してください。また、万が一に備えてゴム手袋を着用しましょう。

対処法1:ぬるま湯で詰まりを溶かす(トイレットペーパー・便に有効)

トイレットペーパーや排泄物などの有機物は、お湯でふやかすことで流れやすくなります。

【手順】

  1. 便器内の水位が高い場合は、灯油ポンプや紙コップで水を汲み出し、通常の水位まで減らします。
  2. 40℃~60℃のぬるま湯を、バケツなどを使って便器の排水口にゆっくりと注ぎ入れます。
    ※絶対に熱湯は使わないでください!便器の陶器が急激な温度変化でひび割れる危険があります。
  3. そのまま30分~1時間ほど放置します。
  4. 詰まりがふやけてきたら、再度バケツで水を少し高い位置から流し込み、水圧で押し流します。
  5. 水がスムーズに流れれば解消です。

対処法2:重曹とお酢(クエン酸)の泡で汚れを浮かせる

重曹(アルカリ性)とお酢やクエン酸(酸性)が混ざると発生する二酸化炭素の泡を利用して、こびりついた汚れを浮かせて剥がす方法です。軽度の汚れや臭いに効果的です。

【手順】

  1. 便器内の水をできるだけ汲み出します。
  2. 重曹(約1/4カップ)を排水口めがけて振り入れます。
  3. 次にお酢またはクエン酸水(約1/2カップ)をゆっくりと注ぎ入れます。泡が発生します。
    ※作業中は必ず換気扇を回すか、窓を開けてください。
  4. 泡が出たら、40℃~60℃のぬるま湯を便器の半分くらいまで注ぎ、蓋をして1時間ほど放置します。
  5. バケツで水を流し込み、汚れを洗い流します。

対処法3:ラバーカップ(スッポン)で詰まりを吸引する

詰まり解消の定番アイテムが「ラバーカップ」です。ポイントは「押す」のではなく「引く」力で詰まりを解消することです。

【手順】

  1. 便器内の水位を調整します。水が少ない場合は、ラバーカップのゴム部分が完全に浸かるまで水を足してください。水が多すぎる場合は汲み出します。
  2. ラバーカップを排水口に隙間なく、ゆっくりと密着させます。
  3. カップの柄を真下に、体重をかけるようにゆっくりと押し込みます。
  4. 限界まで押し込んだら、今度は勢いよく一気に引き抜きます。この「引く」動作で詰まりを吸引します。
  5. 「ゴポゴポ」という音がして水が流れ始めるまで、この「ゆっくり押して、勢いよく引く」動作を数回繰り返します。

ラバーカップには洋式用、和式用など種類があります。ご自宅のトイレに合ったものを使用しないと効果が半減するため、注意が必要です。

対処法4:真空式パイプクリーナーで強力に解消する

ラバーカップよりも強力な吸引力と押し出す力を持つのが、真空式パイプクリーナーです。ハンドルを引いて圧力をかけ、押し込むことで詰まりを解消します。

【手順】

  1. ラバーカップと同様に、先端のカップが水に浸かるように水位を調整します。
  2. 排水口にカップをしっかりと密着させます。
  3. ハンドルを数回ゆっくりと引いたり押したりして、圧力をかけます。
  4. 最後にハンドルを力強く押し込み、圧縮された空気と水で詰まりを押し流します。

非常に強力ですが、固形物が詰まっている場合に使うと、さらに奥に押し込んでしまう危険性もあります。原因がわからない場合は慎重に使用してください。

対処法5:ワイヤーブラシで奥の詰まりを削り取る

排水管の奥で詰まっている場合に有効なのが、ワイヤーの先端にブラシが付いたワイヤーブラシ(パイプクリーナー)です。

【手順】

  1. ワイヤーの先端を便器の排水口からゆっくりと挿入していきます。
  2. 硬いものに突き当たったら、そこでハンドルを回して先端のブラシで詰まりを削り取るように動かします。
  3. 詰まりが崩れた感触があれば、ワイヤーを引き抜きます。
  4. 最後にバケツで水を流し、詰まりが解消されたか確認します。

この方法は、排水管を傷つけてしまうリスクがあるため、あくまで最終手段と考え、慎重に作業してください。

状況を悪化させる!絶対にやってはいけないNG行動

トイレの流れが悪いと焦ってしまいがちですが、誤った対処は状況をさらに悪化させ、修理費用を高くする原因になります。以下の行動は絶対に避けてください。

  • NG1:熱湯を流す
    前述の通り、熱湯は便器の陶器を膨張させ、ひび割れや破損を引き起こす重大なリスクがあります。配管(塩化ビニル管)を傷める原因にもなります。必ず40~60℃のぬるま湯を使用してください。

  • NG2:強力すぎる薬剤の使用
    トイレ用ではない強力なパイプクリーナー(酸性・アルカリ性が強いもの)を使用すると、化学反応で有毒ガスが発生したり、配管を溶かしてしまったりする危険があります。使用する場合は、必ずトイレ用と明記された製品を、用法・用量を守って使ってください。

  • NG3:固形物詰まりにラバーカップ等で圧力をかける
    スマートフォンやおもちゃなどの固形物が原因の場合、ラバーカップや真空式クリーナーで圧力をかけると、詰まりがさらに奥へ移動し、便器を取り外す大掛かりな作業が必要になる可能性があります。固形物を落としたと分かっている場合は、無理せずプロを呼びましょう。

  • NG4:針金ハンガーなどで無理やり突く
    硬い針金などを無理に奥へ差し込むと、便器の表面を傷つけたり、排水管を突き破ってしまったりする恐れがあります。内部の構造は複雑なため、やみくもに突くのは非常に危険です。

プロを呼ぶべき?業者依頼の判断基準と費用相場

自分でできる対処法を試しても改善しない場合や、原因が特定できない場合は、専門の水道修理業者に依頼するのが最善の選択です。無理に自分で解決しようとすると、かえって事態を悪化させてしまう可能性があります。

こんな時は迷わず業者へ!依頼すべき症状リスト

以下のいずれかに当てはまる場合は、ご自身での対処は困難です。すぐにプロに連絡しましょう。

  • 自分でできる対処法をすべて試しても、流れが改善しない
  • スマートフォンやおむつなど、固形物や水に溶けないものを流したことがわかっている
  • 便器から水が溢れそう、または既に溢れてしまった
  • トイレだけでなく、お風呂やキッチンなど複数の水回りで流れが悪い(排水管・排水桝の問題の可能性大)
  • 詰まりが頻繁に再発する
  • 原因がまったく見当もつかない

【重要】賃貸マンション・アパートはまず管理会社に連絡を

賃貸物件にお住まいの場合、トイレの不具合を発見したら、まず管理会社や大家さんに連絡するのが鉄則です。

トイレの詰まりの原因が、建物の共有部分(共用排水管など)にある場合や、設備の経年劣化によるものである場合、修理費用は貸主(大家さん)が負担するのが一般的です。

一方で、入居者の過失(例:固形物を流したこと)が原因の場合は、入居者の負担となります。

自己判断で業者を呼んでしまうと、後で費用負担のトラブルになる可能性があるため、必ず最初に管理会社へ連絡し、指示を仰ぎましょう。

トイレ修理の費用相場は?(基本料金+作業料金の内訳)

業者に依頼した場合の費用は、詰まりの原因や作業内容によって大きく変動します。一般的な料金体系と費用の目安は以下の通りです。

料金の内訳 = 基本料金 + 作業料金 +(部品代など)

  • 基本料金: 出張費や簡単な点検料など。3,000円~5,000円程度が相場。
  • 作業料金:
    • 軽度の詰まり(ローポンプ作業など): 8,000円~15,000円
    • 薬剤洗浄: 8,000円~20,000円
    • 便器の脱着が必要な詰まり: 20,000円~40,000円
    • 高圧洗浄(排水管): 30,000円~60,000円

水道メンテナンスセンターでは、必ず作業前に状況を詳しく調査し、原因を特定した上でお客様にご納得いただける詳細な見積もりを提示いたします。見積もり内容にご不明な点があれば、スタッフが丁寧にご説明しますのでご安心ください。

悪徳業者に注意!信頼できる水道修理業者の選び方と見抜き方

残念ながら、水道修理業者の中には、消費者の不安につけ込んで高額な料金を請求する悪徳業者が存在します。緊急性の高いトラブルでは、冷静な判断が難しくなりがちです。信頼できる業者を選ぶために、以下のポイントを必ず確認してください。

【信頼できる業者のチェックポイント】

  1. 水道局指定工事店であるか
    各自治体の水道局から認定を受けた「指定工事店」は、一定の技術水準と信頼性がある証です。業者選びの重要な基準となります。

  2. 作業前に必ず詳細な見積もりを提示するか
    「作業してみないと分からない」と言って見積もりを出さずに作業を始めようとする業者は危険です。作業内容と料金内訳が明記された書面での見積もりを必ずもらいましょう。

  3. 料金体系が明確か
    公式サイトなどに「基本料金」「作業料金」「出張費」「深夜・早朝料金」などが分かりやすく記載されているか確認しましょう。「基本料金〇〇円~」と安さだけを強調する広告には注意が必要です。

  4. 実績や口コミが豊富か
    長年の実績や、実際の利用者からの良い口コミが多い業者は信頼性が高いと言えます。

  5. アフターフォローや保証制度があるか
    作業後の保証や、万が一トラブルが再発した際の対応について明記されている業者は、自社の作業に責任を持っている証拠です。

【こんな業者には要注意!悪徳業者の手口】

  • ポストに投函される「格安」を謳うマグネット広告
  • 「今すぐ契約すれば割引します」と契約を急かす
  • 過度に不安を煽り、不要な高額工事を勧めてくる
  • 見積もり内容について質問しても、曖昧な説明しかしない
  • クーリング・オフについて説明しない

もし、提示された見積もりが高すぎると感じたり、業者の対応に不審な点があったりした場合は、その場で契約せず、複数の業者から見積もりを取る「相見積もり」をおすすめします。

水道メンテナンスセンターは、水道局指定工事店として、適正価格で高品質なサービスを提供しています。作業前には必ず無料でお見積もりを作成し、追加費用が発生する可能性がある場合は事前にしっかりとご説明します。お客様が安心してご依頼いただけるよう、透明性の高い料金体系と誠実な対応を徹底しています。

もう繰り返さない!トイレの流れを快適に保つための予防策

一度トイレの詰まりを経験すると、再発は避けたいものです。日頃から以下の点を少し意識するだけで、トイレの流れが悪いというトラブルのリスクを大幅に減らすことができます。

  • 一度に大量のトイレットペーパーを流さない
    排泄物が多い場合や、掃除で多くの紙を使った場合は、面倒でも2~3回に分けて流す習慣をつけましょう。

  • トイレットペーパー以外のものを流さない
    ティッシュペーパー、お掃除シート、ペットのトイレ砂など、「流せる」と書いてあっても、基本的にはゴミ箱に捨てるのが最も安全です。

  • 節水レバーを適切に使い分ける
    「大」と「小」のレバーがある場合は、排泄物の量に応じて適切に使い分けましょう。常に「小」で流していると、洗浄水量が不足して詰まりの原因になります。

  • 定期的にタンク内を確認する
    半年に一度程度、タンクの蓋を開けて水位が正常か、部品に異常がないかを目で見て確認する習慣をつけましょう。

  • こまめな掃除を心がける
    便器内を定期的に掃除することで、尿石などの汚れの固着を防ぎ、水の通り道を清潔に保つことができます。

  • (戸建ての場合)排水桝を点検する
    年に1~2回、屋外の排水桝の蓋を開けて、中にゴミや泥が溜まっていないか確認しましょう。汚れがひどい場合は、専門業者による清掃をおすすめします。

まとめ:トイレの流れが悪いときは、慌てず原因に合った正しい対処を

トイレの流れが悪いと感じたときの対処法を、もう一度おさらいしましょう。

  1. まずは現状確認: 慌てて水を流さず、緊急度チェックリストで状況を把握する。
  2. 原因の特定: 詰まりなのか、タンクの問題なのか、おおよその原因に見当をつける。
  3. 自力での対処: 軽度の詰まりであれば、ぬるま湯やラバーカップなど、この記事で紹介した安全な方法を試してみる。
  4. プロへの相談: 改善しない場合や、固形物を流した場合、原因が不明な場合は、無理をせず速やかに専門業者に連絡する。

「トイレの流れが悪い」というサインは、放置すると大きなトラブルにつながる警告です。しかし、原因を正しく理解し、適切な手順で対処すれば、ほとんどの問題は解決できます。

もし、ご自身での対処に不安がある場合や、この記事を読んでも問題が解決しない場合は、いつでも水道メンテナンスセンターにご相談ください。水回りのプロフェッショナルが、豊富な知識と経験で、あなたのトイレの悩みを迅速に解決します。お見積もりは無料ですので、まずはお気軽にお電話ください。

よくある質問

パイプユニッシュなどの市販の薬品はトイレに使ってもいいですか?
製品によります。パイプユニッシュなどの主成分である「次亜塩素酸ナトリウム」は、主に髪の毛や油汚れを溶かすためのもので、トイレットペーパーの詰まりにはあまり効果がありません。また、トイレ(陶器)への使用が推奨されていない製品もあります。使用する際は必ずパッケージの注意書きを確認し、「トイレ用」と明記された製品を選んでください。
「流せるトイレクリーナー」は本当に流しても大丈夫?
日本工業規格(JIS)の基準を満たした製品はトイレットペーパーと同様に水に溶けますが、一度に複数枚流したり、節水型トイレで流したりすると詰まりの原因になることがあります。使用する場合は、1~2枚ずつ流すようにしましょう。
大雨や台風のあとにトイレの流れが悪くなりました。関係ありますか?
はい、関係がある可能性があります。集中豪雨などにより、公共の下水管の水位が急上昇すると、宅内の排水がスムーズに流れなくなり、逆流を防ぐために空気や水が「ゴボゴボ」と音を立てることがあります。通常は天候が回復すれば自然に解消されますが、症状が続く場合は、排水桝に土砂が流れ込んでいる可能性もあるため、点検をおすすめします。